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みなかたくまぐすきねんかん
南方熊楠記念館 

MINAKATA KUMAGUSU MEMORIAL HALL
行き方JR紀勢本線「白浜駅」より明光バスで「臨海」バス停下車、徒歩約8分です
車では、国道42号線から田辺市新庄田鶴の交差点から、白浜町に入り臨海方面へ。
ホームページ http://www.minakatakimagusu-kinenkan.jp/
南方熊楠記念館玄関

新館と本館(旧館)との2階通路

新館受付

世界的博物学者として知られる南方熊楠(1867~1941)の文献・標本類・遺品を保存、展示した記念館です。南紀白浜町の西北の端、白浜のシンボルである「円月島」の浮かぶ臨海地区にあります。

熊楠は和歌山市橋丁(南海電鉄和歌山市駅の近く)で生まれ、幼少のころから優れた記憶力を持ち人々を驚かせたそうです。東京大学予備門(現在の東京大学)に進学しましたが19歳で退学。その後アメリカに渡り、粘菌の魅力に取りつかれ、33歳で帰国するまで各国で様々な人と交流しました。熊楠は10数か国語を理解できたそうで、国内外に多くの論文を発表し、世界の学者達に名を知らしめました。またイギリス遊学時に知り合った孫文とも友情を深めました。昭和天皇に御進講の際、粘菌標本を入れていたミルクキャラメルの大きな箱も展示されています。そのご縁から熊楠が死去の後、昭和天皇が在りし日の熊楠を偲び、詠まれた歌碑が玄関前に建立されています。

新館は曲線を生かした建物で、外観には粘菌をイメージしたイラストが描かれています。この建物は、番所山の自然に囲まれ「森の中の博物館」と言えます。新館の玄関を入ると側面は大きなガラス張りになっているので開放感にあふれ、また、周囲の緑が建物を取り囲み熊楠の世界を感じさせます。新館1階では、熊楠の生涯を映像で知ることが出来ます。段差がなく車いす利用の方もスムースに移動出来ます。2階は展示ロビーと常設展示室となっています。エレベーターで車いすの方も2階に移動できます。2階の展示ロビーには保田龍門作の熊楠像が置かれています。展示室では「幼少期~青年期」など5コーナーに分かれた展示になっていて、愛用の顕微鏡など約800点が展示され、また、映像による研究成果の紹介もされています。解説板には、日本語と英語で表記されています。日本語には、子どもも読めるようにルビがふられています。新館の2階と本館(旧館)の2階は渡り廊下でつながっています。この渡り廊下の窓からもすばらしい景色が眺められます。屋上からは、360度のすばらしい風景が眺められます。お天気の良い日には遠く四国も見えるようです。

また熊楠のお墓は、田辺市稲成町糸田392の「高山寺」にあります。

 

DATA 基本情報

所在地 和歌山県白浜町3601-1(番所山)
電話番号0739-42-2872
FAX番号0739-42-3055
E-mail メールを作成する
車いすの場合 一般駐車場から坂を上った所にある記念館新館の正面まで、車で上がれます。2台程度ですが、玄関前に駐車可能です。
補助犬同伴の場合 補助犬の同伴はできます。
料金大人(高校生以上)500円、小・中学生300円
障がい者割引 無  1カードにつきグッズ1つ進呈
バリアフリートイレ 有  バリアフリートイレは玄関を入って右側受付の奥にあります。手動開き戸で、オストメイトの設備はあります。
付近のバリアフリートイレ 情報を見る
車いすの貸し出し 有  貸し出し用車いすは3台有ります
オープン時間9:00~17:00(入館は16:30)
休業日木曜日と6/28~6/30・12/29~1/1 なお、夏休み期間の7/20~8/31は無休です
駐車場有  上の駐車場:18台うち障がい者対応:3台、下の駐車場:10台、バス駐車場あります。
エレベーター有  新館にあり、屋上にも行けます。
メモ1バリアフリートイレは新館内の1階にあります。また、上の駐車場の隣のトイレ棟にもあります。
メモ2博物学とは、natural historyの訳語で動植物や鉱物、地質などの自然物の記載や分類などを行った総合分野で、ここから独立して生物学・植物学などが生まれる前の呼び方です。
メモ3関係書籍、ポストカードなどの販売もあります。
整理番号取材調査日/2012年1月7日(土)11:45~12:30 更新日2017年3月24日 晴調査者/玉出 幾代
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